福島復興・浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業

ニュースリリース

2018.3.26

WIND EXPO 2018に出展

WIND EXPO2018が、スマートエネルギーWeek2018の一環として東京ビッグサイトで2018年2月28日から3月2日まで開催されました。スマートエネルギーWeek2018では燃料電池・二次電池及び太陽光・風力・地熱等の再生エネルギーなど話題性のある分野の展示が行われ、関係者ばかりでなく一般の方々の関心も高く主催者の発表によりますと、3日間全体で、64,399人が来場しました。

福島洋上風力コンソーシアムは、世界初の浮体式洋上ウインドフアームの実証研究事業として広く国内外の方に理解していただくと共に、風力発電関係者との情報交換を目的に出展しました。福島洋上風力コンソーシアム展示ブースには3日間で約5,100人が来場しました。

福島洋上風力コンソーシアム展示ブースでは、5MW風車搭載アドヴァンストスパー型浮体「ふくしま浜風」の模型及びライザーケーブルを支持する中間ブイの実物模型を設置し、英文展示パネル及び英文パンフレットにより海外からの来場者にも実証事業の概略と進捗が理解できるようにしました。また、大型ディスプレイにおいて施工記録映像と共に、2MW風車発電映像に加えて今回新たに5MW風車及び7MW風車の発電映像記録を紹介することにより、事業化に向けて、実証事業が確実に進捗していることを実感していただきました。

欧州では洋上風力が基幹産業に成長しつつあることが報道され、日本においても洋上風力発電の普及に向けた基本的なルールを定める法案が閣議決定され、洋上風力に対する期待がますます高まっている中、洋上風力展示エリアは海外からも多数の来場者がありました。当ブースにおいても専門的な質問に加え、実証事業後の事業化について期待の声が多数寄せられました。また、今回専門技術セミナーにおいて、福島洋上風力コンソーシアムのテクニカルアドバイザーである東京大学・石原教授により、日本における浮体式洋上風力開発の最新動向についての講演がなされ、福島プロジェクトにおける研究の最新成果および事業化に向けての具体的な取り組みが紹介され、会場は立ち席ができるほど盛況となり、洋上風力に対する関心の高さが伺えました。


5MW風車の発電映像とブース全景


石原教授の講演

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福島洋上風力コンソーシアム

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